龍が纏う寺　建仁寺

龍（りゅう）が纏う（まとう）寺。

建仁寺は、鎌倉時代に建てられました。

両側に大きな木が立ち勅使門（ちょくしもん）がカッコよく見えます。
ですがここからは、バリケードがあり入れませんでした。すぐ隣から寺内に
入れます。

中に入るとハスの花が咲いていました。
ハスの花って神秘的。

拝観料（下記に詳細あり）を払い中へ入ると
風神雷神の屏風が見えます。ものすごくかっこいいです。
屏風全面に、金箔が貼られています。
風神雷神の屏風は、国宝です。

 禅宗の四大思想（地火水風）から地（□）水（○）火（△）で象徴されています。そして○△□乃庭という名がついたそうです。

海北友松によって桃山時代に描かれた方丈襖絵。
この２匹の龍は、とても迫力があります。
建仁寺には、この雲龍図の他に、花鳥図、竹林七賢図、琴棋書面図、山水図
などがあります。これらの屏風は、高精細デジタルにて複製されています。

方丈（ほうじょう）は、重要文化財です。（方丈は写ってません。）
この大雄苑は、白い砂利、緑苔と巨岩で構成されていて大らかな味わいがあります。

まさに龍を纏う（まとう）寺。
ちなみにこの天井は、2002年に創建800年を記念して『小泉淳作画伯』筆の双龍
が描かれています。

実際に見るととても高いです。天井一面に描かれた双龍は、ど迫力がありました。