奈良県は、桜井市にある長谷寺(はせでら)について紹介します。
例年の紅葉の見頃は、10月下旬〜12月上旬です。
また、春には、たくさんの桜が咲きます。
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長谷寺
長谷寺は、西国三十三か所観音霊場の八番にあたるお寺です。
総門の仁王門です。
入山料を払って仁王門もくぐると登廊(のぼりろう)を登り、本堂へ向かいます。
この登廊は、平安時代に造られました。1000年もの歴史があります。
重要文化財に登録されています。
階段一段一段は、低く上がりやすいですがかなり段数があるので本堂に着く頃には、息切れします。
大晦日になると『観音万燈会』(かんのんまんどうえ)が行われます。
この登廊の両側に灯がともされ本堂へ導いてくれます。
参考までに、境内地図を載せておきます。
毎年秋になると『長谷寺のもみじ』が始まります。
2020年は、10月10日〜12月6日です。数多くのもみじが長谷寺に咲き乱れます。
また、同時期に秋の特別拝観が行われます。
この特別拝観の時期に普段は、関係者以外立ち入り禁止の国宝本堂の中に入ることができます。本堂の中にいる観音様は、とてもでかくすごいの一言です。
この観音様は、おとぎ話のわらしべ長者に出てくる観音様です。
写真撮影は、できないということなので実際に行ってご自分の目でお確かめください。どうしても見てみたい方は、長谷寺のホームページに、観音様の写真が載ってますのでそちらでご確認ください。観音様の拝観時間は、9:30〜16:00です。拝観料は、1000円です。(入山料別途)
長谷寺の御本尊は、十一面観世音菩薩です。
こちらも写真撮影ができないので、ぜひ行ってご自身の目で見てください。
先程の本堂の写真を左に行くとこの風景が見られます。
長谷寺と言ったらここの写真が思い浮かぶと思うくらい有名です。
日中は、たくさんの人が参拝しに長谷寺に訪れます。バスツアーもあるので
時間帯によっては、とても混雑します。朝イチでこれば確実撮れれますが土日の日中でもタイミングさえ合えば人の写らない写真を撮ることが可能です。
長谷寺本堂は、徳川三代将軍家光公のご寄進によって1650年に建てられました。
平成16年12月、国宝に指定されました。
年中行事で『だだおし』というものがあります。
だだおしとは、修二会が結願する2月14日に行われる法要です。
無病息災、厄除け開運を祈願します。3匹の大鬼が燃えた松明を持ち本堂を駆け巡ります。
長谷寺には、五重塔があります。この五重塔は、戦後日本に初めて作られました。昭和の名塔と呼ばれています。
秋には、この写真のような風景がみられます。
春には、桜が咲き一段と美しい景観になります。
ノスタルジックな街並み
長谷寺付近では、古い街並みが今も残っています。
そーめん、草餅、乾物が有名です。
食べ歩きもできるので参拝後の小腹におすすめです。
駐車場は、長谷寺に70台駐車可能です。
また、長谷寺付近にパーキングエリアや個人がやっている駐車場があります。
アクセス
住所 | 〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731−1 |
拝観時間 | 8:30〜17:00(4月〜9月) 9:00〜17:00(10月〜11月、3月) 9:00〜16:30(12月〜2月) |
入山料 | 大人500円 小学生250円 |
駐車場 | 70台 普通車/500円 |
トイレ | あり |